ビジネスでよく聞くカタカナ語の意味が分からなくて悔しかったので勉強してまとめました。
高校、大学、専門学校時代は日本語で話していたはずなのに、
社会に出るとわけのわからないカタカナ英語が飛び交っています。
「〇〇のローンチが~」とか「あ~予定合わないからリスケだ~」
とか言い始める人多数。
ちなみに仕事では、営業職なのにカタカナ英語の意味が分からないだけで「こいつ日本語」通じないの?みたいな目で見られることがあります。悔しいですね。
部下にだって白い目で見られてしまいます。たまったもんじゃないよ!
ルー大柴さんのことは結構好きです。
そもそもなぜ現在の日本でカタカナ語が横行しているのでしょうか…
なぜ現在の日本でカタカナ語が横行しているのか
主に3種類に分けられます。
①イケイケの企業に所属して、皆が使っているため徐々に感化されてしまう
会社としてのビジョンは...とか、企業ホームページの社長からひとこと欄を
見ればなんとなく社風は分かります。
②使うと仕事が出来るように見える会社属性である
特に古参の大手、中小企業に多いですが、カタカナ語を使ってプレゼンをすると
目立つのです。良くも悪くも。目立たせのために活用する人も多いですね。
大手企業の重役などに対するプレゼンに使うと、一目置かれます。
僕的には一番理にかなった使い方だと思いますね。使いすぎるとくどいですが。。
③ただ格好いい感じがするから使う
ツイッターなどでもカタカナ語を多用している人たちがこれに当たります。
社会に認められた人がツイッターでつぶやくならまだしも、社会人2年目とかが使うと、
「後輩ができて調子に乗ってる」とか「使ってみたかったんだねその言葉」とか
蔑んだ目で見られること請け合いです。友達を無くさないようにご注意を。
やはりカタカナ語は、“意識高い系”と称される方々が使っていることが多いため、何かと叩かれたり馬鹿にされがちです。
確かに便利なカタカナ語はありますが、ここまでカタカナにしなくても...と思うこともあります。
特に普段からカタカナ語を使わない環境の人にとってはイライラしちゃう可能性もあるので、飲み会の場などでは多用しないように心がけましょう。
ビジネスでよく使われるカタカナ言葉の意味をまとめましたので、
いきなり使われても対抗できる力をつけましょう。
なんなら会社の上司をカタカナ語で圧倒してやりましょう!
(ちなみにカタカナ語はただの言語と同じだから、マスターしても仕事のスキルが上がったわけではないので注意しましょうね。)
ア行のカタカナ語
アジェンダ
会議中などに「議題」の意味で用いられることが多い。
手帳のこともアジェンダって言ったりしますよね!
アウトソーシング
外注のこと。外注って言ったほうが分かり易い。
アサイン
「任命」「割り当て」「了承」などの意味がある。
アサインしてくださいって言われたら、了承。
君を~にアサインする!って上司に言われたら、任命。
アドバンテージ
有利(優位性)みたいな。テニスで使いますね。
「この商品の弊社のアドバンテージは~」といった感じ。
これは使ってもいいかも。
アポイントメント
会う約束。アポ取って~!とか言いますね。
簡単だから皆に浸透しました。
こういうカタカナ語は大歓迎です。
アライアンス
提携のこと。
「あの会社とは強固なアライアンスがある」とか。
そのうち会社のこともカンパニーとかみんな言うのでしょうか。
イニシアチブ
主導権という意味。
カッコよく見えるための言葉なのかな、、
イノベーション
技術革新。イノベーションを起こす!!とか言いますよね。
サブタイトルとしては良いと思います。
ビジネス日常会話レベルではなかなか出てきませんが。
ウィンウィン
お互いにとって「良いこと」だよね!
PS VITAのCMで話題になりました。
エビデンス
「証言、証拠」。
「エビデンスを残しておいて」みたいな感じで使われます。
「証拠を残しておいて」だとなんかギスギスするので、この言葉はクッション材としていいかも。
カ行のカタカナ語
カスタマー
顧客のこと。BtoCとか使われますね。
顧客満足度をカスタマーサティスファクションっていう人の気持ちは分かりません。
クリエイティブ
「創造的な」的な。
クリエイティブな案を出していこう!なんかポジティブでいい単語ですね。
グロス
「全体で~」という意味。
原価計算をするときなども使われるので、これは覚えておいたほうがいいかも。
コアコンピタンス
「企業の持つ、力のある中核的な部分」のこと。
キューピーのコアコンピタンスは、キューピーマヨネーズ。
コンプライアンス
コンプラ。コロプラではありません。
道徳的な観点からの「法令遵守」ですね。
テレビでもコンプラを守らないと叩かれます。
ちなみに、コロプラは白猫プロジェクトなどのアプリの会社です。
コストパフォーマンス
コスパ。よく使われてます。
これに関しては言うことなし。
コミット
責任を持つ、とか約束する、とかの意味。
「結果にコミットする。」ってライザップさん言ってましたが、
大体の人は意味わかんなかったと思います。
コンセンサス
「合意。」
国会で過半数以上のコンセンサスが~とかいう日も近い。
ガバナンス
統治
コーポレートガバナンスは企業内統治のこと。
一生僕が発することはないでしょう。
サ行のカタカナ語
シェア
共有ですね。
いろんなところで使われてます。
ゼロサム
結局のところゼロになるよね~ゼロサムだから意味ないね~
みたいな感じ。否定的な使われ方をする。
スキーム
「全体的な設計」のこと。
スキームを通して考えてみよう。くぅ~かっくいい!
ステークホルダー
「企業に関わる利害関係者」
ステークホルダーの皆さんに顔向けできない。。
言いませんね。使いません。
ソリューション
問題などの解決(方法)
就活の面接などでいきなり言われたりします。
タ行のカタカナ語
タイト
スケジュールなどが「キツイ」ときに使われます。
タイトなスケジュールだからうまくこなして!
タスク
やること、的な意味。
「TO DO」と同じ意味。
今日のタスクは、、、
デフォルト
「フォーマット通り」、「元々の」
ゲームなどで多用されます。
ナ行のカタカナ語
ネット
「中身だけで~」
お菓子にNET100gとか書いてますよね。
グロスとネットはよく使います。
ネゴシエーション
「交渉」。
ネゴシエーター、真下正義。
ハ行のカタカナ語
バジェット
「予算」
それ以上でも以下でもない。
バッファ
余裕、クッション
これはあまり使われていませんが、おすすめのカタカナ語。
「バッファをかける」というような使い方をします。
ワンクッション置く、みたいな感じかな。
ブラッシュアップ
磨き上げること。
「ブラッシュアップして洗練されたデザインにする」
フィックス
「確定」
この案件はこれでフィックス!
ペンディング
「保留」
保留っていえばいいのに、、
プライオリティ
「優先順位」
優先順位っていえばいいのに、、
マ行のカタカナ語
マジョリティ
「多数派」。
逆の意味で、「マイノリティ」があります。
マスト
「~はマストだね!」(~は絶対だね!)
マンパワー
「人的資源」。
マンパワーを増やして取り組んでいく。
人を増やすぜ!ってこと。
メソッド
「方法」
単純に方法っていう意味です。
ラ行のカタカナ語
リテラシー
「取捨選択能力」。
企業におけるリテラシーとは、采配能力である。
リスケジュール
「スケジュールの変更」。リスケとも言われる。
ローンチ
「発表」のこと。
IPhone8のローンチが今月ありましたね。
こう見てみると、使える言葉があったり、
いやこれは普通に日本語でいいでしょ…
と思えるようなカタカナ語がありますね。
周りに流されすぎず、万人に通じる言葉を持ち合わせた上で
カタカナビジネスワードを使うように心がけましょう。
むやみやたらに使うものじゃない!
間違えても、ルー大柴化は避けましょうね!
「会話力」で相手を圧倒する大人のカタカナ語大全 (できる大人の大全シリーズ)
- 作者: 話題の達人倶楽部
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2017/03/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る